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FICTION DIARY - 『僕と君と明日のつづき』(19)

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僕と君と明日のつづき
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 当ブログは基本的にフィクションです。実在の人物、団体、事件など一切関係ありません。掲載された文章には校正が入っておりません。誤字脱字などのご指摘、その他、ご感想やリクエストなどありましたら、メールにてお送り下さい。
2008.07.21 Mon
FICTION DIARY - 『僕と君と明日のつづき』
お断りの美学
text by HOSOKAWA matasaburo | 文=細川又三良
 頼み事を断ることについて、ツカサちゃんには意地悪なことをしてしまったが、普段の僕はそんなことはしない。
 断るのなら、はっきりと言う人間だ。

 当然、断ることを念頭に置いているわけではなく、意図に納得して、自分でできること、やりたいことであれば、ちゃんとやらせてもらう。
 だが、どうにも賛同できず、自分ではできないこと、やりたくないことは、きっぱりと相手に伝えるようにしている。
 その際、お断りするのだから、最低限、相手のことを考えて、なるべく早めに、意思を明確して、きちんと理由をつけるのが最低のマナーではないだろうか。

 時々、僕も人に頼み事をすることがあるのだが、断るときに、これらのことをしてくれない人がいる。
 突然、返事を返さなくなったり、返事があったとしてもそのことにはまったく触れられなかったりすることがある。

 これは特に女性が多く、きっと、断るのって面倒だし悪く思われそうだから、スルーしてしまうのだと想像するのはたやすい。
 いわゆる、空気というか、行間を読めってことだろう。
 でも、やられた方はイエスもノーもはっきりせず、いつまでも気持ち悪くてしょうがない。
 空気は読んで欲しいくせに、相手が傷付くのをわからないなんて、まったく、ひどい話だ。

 犯罪的な行為をする人間や、一方的に悪口を言ったりする奴については、無視しても構わないだろう。
 しかし、ちゃんと誠意を持ってコミュニケーションを求めた相手に、自分の意思をちゃんと伝えずに、結果的に無視してしまうのは、相手の存在を軽視する以上に、勝手に無き者にしようとする許せない行為ではないだろうか。

 と――まあ、つい最近、イヤなことがあったのでここに書いたのだが、灯台もと暗し、自分もそう言うことをしていないか思い出してみる。

 そう言えば、少し前に、ある男性から、ミクシィでマイミクになりませんか、とのお誘いがあったが、そのまま断ってしまった。
 理由はまったく面識の無かった人だったからだ。
 メールやメッセなどでお互いを知った上でマイミクになるのなら歓迎だけど、本当に何も知らない人をマイミクにしても、交流がなくなった時点でいつかは消去してしまうので、そうなる前にお断りしたのだ。
 確かに、何の言葉も添えなかったので、もし、少しでも嫌な思いをさせたのなら、謝ります。ごめんなさい。

 あとは、ひどい別れ方をした元彼女さんから連絡があった場合だ。
 傷が癒えていれば「懐かしいね」と過去を水に流して受け入れるのだが、どうしても「今さら」と思ってしまうこともあり、無視して返事を出さないこともある。
 これも、無視しない方がいいのかな、と考えてしまった。これは特例として認めて欲しいところなのだが……他の人はどう思ったりするのだろう。

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(2008/07/21(月) 04:01)

 

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